ずっと同じことを言われていても自分の中に入ってこない時があります。
思考では分かっていても。
思考で分かってるだけで腑に落ちない。
本当の意味で理解できていない時です。
同じようにずっとお伝えしていても
その言葉が届かない時があります。
どんなに表現を変え、伝え方を変えても
ご本人は聞いているけど、
そういう時、お伝えした事を受け取ってない
理解されてないのが分かります。
それがある日突然、
いつもとは違う感触で伝わったのを感じたり
自分自身も、ずっとあの人が言ってたのはこの事だったんだと深い理解に至る
それもまたタイミングなのだと思います。
伝える側としては
"伝えたい"以上に
"分かって欲しい"
"理解して欲しい"
それがあればあるほど上手くいきません。
それがどんなに大事で、真実でも。
これは家族などでもよくある事だと思います。
当事者じゃないから、よく見えるし、よく分かる。
だから言いたくなるし、なんで分からないだろう?
とイライラしたり悲しくなるかもしれません。
子供でもパートナーでも家族でも生徒でも
"人は誰もコントロールする事なんて出来ない"
それは、私たちが特に近しい人間関係の中で学ぶことの大きなテーマの一つです。
あなたの忍耐が試されるテーマでもあるかもしれません。
でも忍耐力が試されるということは、コントロールを手放せてないからです。
委ねる、手放す
それはどんな事なのか?
私たちが体で体験できるものに最も近いものとして、最近よく見せられるのは
水に浮く自分を想像しなさい
または体験しなさい
水に完全に身を委ねないと
水に浮くことは出来ない
水にハートを開いて
深く呼吸をして浮く。
誰かや何かをコントロールしたいのは
恐いからなのです。
自分のあらゆる感情や不安に襲われ
飲み込まれそうになった時も同じです。
もがけばもがくほどに苦しい
溺れそうになったら
全てを手放して
水に浮くイメージをしてみて下さい。
うまく浮き続けられるまで。
そのイメージが出来ている時
または実際に水に浮き続けている時
あなたのハートは開かれ
うるさいほどの思考は消え
静まっているはずです。
泳げない人はいるけれど
浮けない人はいない。
あらゆる感情が溢れている地球に置いて、
それもまたギフトなんだと感じています。