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敵を創り出すのは自分の心

社会・政治・親・誰かや何かを責めて
何かが変わったことは何一つない。
何かを変えるためには必ず愛が必要です。
愛は力です。
力がない時、恐れがある時、人は愛を恐れます。
一人一人の中に真実があり、正義がある。
正義とは何か?は人それぞれです。
でも正義の名のものに、何かを犠牲にして良いことなんてありません。
でも私たち人類はそれを繰り返してきた。
何度も何度も。
大祓の詞のはじめの部分が好きです。

高天原に神留まり坐す。皇が親神漏岐神漏美の命以て八百万神等を。神集へに集へ給ひ。 

 

たかあまはらにかむづまります。すめらがむつかむろぎかむろみのみこともちてやほよろづのかみたちを。かむつどへにつどへたまひ。

 

神議りに議り給ひて。我が皇御孫命は。 

かむはかりにはかりたまひて。あがすめみまのみことは。 

豊葦原瑞穂国を安国と平けく知食せと事依さし奉りき。

とよあしはらのみづほのくにをやすくにとたひらけくしろしめせとことよさしまつりき。

 

 

 

天上界の高天原の祖神(おやがみ)の天つ神の御心により天照大神は、この地を高天原と同じように平和で穏やかな国にする為に

誰をこの地に遣わそうかと

 

八百万の神々を何度も何度も召集し

八百万の神々は何度も何度も話し合った

 

そして天照大神の孫と決め御心を一つにした。

 

 

 

この太陽系における中心なる神

天照大神でも勝手に独断で決めたりせず

 

八百万の神々を何度も集めて何度も話し合った。

 

 

神代の時代から民主主義だった。

 

 

過半数多数で強引に推し進めたり、切り捨てたりしなかった。

 

そして全ての神さまは、私たちからかけ離れた外側の遠いものではなく

私たちの祖先であり、私たち自身です。

 

私たちは天上界と同じような平和で穏やかな地にという祈りのもと、この地で生を受けました。

 

 

自分と違う意見を持つからといって、それは敵ではない。

 

 

反対の意見や見方を持つ人がいても

本当は敵など存在しない。

 

敵を創り出すのはいつも自分の心です。

 

 

 

相手を敵にすることで何を護りたいのでしょうか?

 

相手を敵にすることで何を正当化したいのでしょうか?

 

 

本当に自分の中の真実と正義が明確であったなら

それが損得のない純粋なものであるなら

 

反対の意見を持つもの声を恐れたりはしない。

それを潰そうとしたりしない。

 

 

 

 

黙らせたいのは、自分の中に恐れがあるから。

 

排除なんて本当は何もできません。

 

排除は分離を生み、排除し続ける限りそこには、一時的な落ち着きはあっても本当の安らぎはないから。

 

 

私たち出来るのは受け入れること。

 

その時、出来なくとも、時間がかかってもいつか。

 

 

受け入れることは愛と許しがないと出来ない。

 

愛は統合を恐れは分離を生みます。

 

 

 

どんな自分の部分もただ、認め、受け入れ、愛してあげて下さい。

 

 

それが家庭の平和、地域の平和、社会の平和、

国の平和、地球の平和に繋がっていきます。

 

 

今日、久しぶりにテレビのニュースを観ていて

湧き上がってきた言葉です。